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どう管理?増やし方は?

家計を支えるお金のこと 未来を考えた家計管理と貯蓄 家計を支えるお金のこと 未来を考えた家計管理と貯蓄

お金は生活の基本で「ふたりの未来がどうなるか?」にも大きく関わってくる。
結婚前は話しにくかった収入や貯蓄、お金の使い方をきちんと話し合って、幸せな生活を送るための家計管理の方法を見つけよう。

未来のライフプランを描いて
目標を持ってお金を管理

結婚をして新生活がスタート。日々の生活費の支払いやお金の管理の仕方はどうすればいい?
「まずは、ふたりで話し合ってお金のルールを決めましょう。そして、今の家計の状況を見直すこと。光熱費、通信費などの固定費はちょっとした工夫で支出を改善できるので、今どれだけ払っているのか調べてみてください。また、未来のプランを描くために、何にどの程度お金をかけるのか『見える化』することもポイントです」。
賢いお金の貯め方はある?
「お金を貯めるなら、先取り貯金はマスト。買い物をするときは本当に必要なのかを考えてから、購入しましょう。また、お金の運用なら『積み立てNISA』を始めてみるのもオススメです」。
いつでもつきまとう「お金のこと」。結婚すればその悩みは増えるはず。いざというときに備えて、真剣にお金と向き合おう。

ADVISER

ファイナンシャルプランナー

宮一 幸子さん

宮一FP事務所代表。ファイナンシャルプランナー(CFP®)としてライフプランニング、生命保険の見直しなどを行う。キャリアコンサルティング技能士2級も取得し、女性のキャリアもサポートしている。

結婚生活でかかる費用を知る

結婚生活でかかる費用を知る

幸せな家庭を築こうと思うなら、「まずはどのくらい費用がかかるのか?」その現実を知ることも大切。下の費用の目安はその一例だが、想像以上にお金がかかることがわかるはず。

  • 結婚式 約340万円

    料理と飲物、引出物や挙式&パーティ費用などからなる結婚式の総額。招待人数により大きく金額が変動するが平均はゲスト70名で約340万円。ただし、ゲストからのご祝儀もいただけるため、ふたりが負担する自己負担額はこのすべてではない。

  • 出産 約50万円

    出産・入院費は地域差があるが平均約50万。この全額を負担するのではなく、自分もしくは配偶者が入っている健康保険から出産育児一時金(子ども1人につき原則42万円)を引いた金額を払うことになる。また、入院時の部屋のタイプによっても金額に差が出てくる。

  • 子供の教育費 約2,500万円

    子どもが2人いるうち1人が公立、1人が私立に進んだ場合で算出した金額。幼稚園から私立に入る場合は、公立より費用が上がり、倍近くになる場合も。大学まで進学すると、生活費の仕送りもするため費用が増える。子どもができたらコツコツ積み立てを。

  • 住宅 約3,800万円

    住宅を建てる場合は、土地の取得や住宅ローンの返済額、登記などの諸経費がかかる。50年住み続けると仮定すれば、メンテナンスや増改築の費用も考えなくてはならない。それらを合わせると約3,800万円ほどの費用がかかると思っていた方がよさそう。

  • 老後 約4,500万円

    結婚後にかかる費用として一番大きな費用は老後の生活費。退職後に25年生きると仮定すると、食費や光熱費、医療費や教養娯楽費など普通に生活していくだけも約4,500万円も必要になる。将来を見据えて、マネープランニングしていくことが大切だ。

※金額は、こまちウエディングアンケート、公共社団法人国民健康保険中央会、国土交通省「増改築・改装等実態調査結果」(平成18年度)、総務省「『家計調査』(平成27年度)」、日本学生支援機構「学生生活調査」(平成26年度)、文部科学省「子どもの学習費調査」(平成26年度)、「国立大学の授業料、入学料及び検定料の調査」(平成22年度)、「私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査」(平成26年度)を参考にしたもの。

家計管理について考える

家計管理について考える

お金の現実を知ったら、次はふたりでどのようにお金を管理していくのか考えよう。お金に対する考え方を合わせることは夫婦にとっても重要なポイント。ふたりのライフスタイルに合わせて、きちんと計画しよう。

  • 1

    現状報告をする
     

    お互いの貯蓄や収入を知るのは、ふたりの未来を描くために必要なこと。また、「どんなことにどれくらいお金をかけているのか?」を細かく洗い出すことが大切。「どうする?」の前にきちんと現状をふたりで話し合おう。

  • 2

    支出を知り、貯金の目安をすり合わせる

    お金の現状を把握したら、次はその支出のバランスが適切かチェック。「かけ過ぎているものが何なのか?」がわかれば、対策も立てられる。そして、具体的に毎月いくら貯金に充てるか決めて。まずは低めの目標からチャレンジしよう。

  • 3

    家計の管理方法を考える
     

    家計の管理は大きく分けて以下の3つ。お互いの性格や働き方、ライフスタイルに合わせて管理しやすい方法を選ぶといい。家計を一本化すると住宅購入や教育費用など、大きな出費が必要になときに、もめずに済むのでオススメ。

家計タイプはこの3つから

家計タイプはこの3つから

  • TYPE 1

    費用項目ごとに
    担当を決める

    それぞれが分担する項目を決めて、余ったお金は各自で管理するパターン。収入が同程度の共働き夫婦に多い。ただ、お互いの貯蓄額がわからないというデメリットも。

  • TYPE 2

    一方の収入で
    やりくりする

    どちらか一方の収入ですべての支出を賄う方法。どちらか一方に収入がない場合や収入に差がある場合は、このケースを利用する人も。もう一方に収入がある場合は貯金に充てる。

  • TYPE 3

    お財布は
    一つにまとめる

    ふたりの収入をひとつにまとめ、すべての費用をそこから捻出する。メリットはふたりで家計を把握できる点。家計管理は一緒に行っても、どちらかが代表して行ってもよい。

お金の管理は先取り貯金が基本!

お金の管理は先取り貯金が基本!

「余ったら貯金しよう!」ではお金はぜんぜん貯まらない。貯蓄分は先に口座に入れて、余った金額が使えると考えるとよい。会社の財形貯蓄や銀行の自動積立定期預金などを利用して、自然とお金が貯まっている状況を作っていくのもベター。

節約&家計管理のコツ

節約&家計管理のコツ

日々の暮らしのちょっとしたことを気にするだけでも、節約につながり、家計が楽になる。そんな少しの工夫や家計管理のポイントをファイナンシャルプランナーの宮一さんと卒花さんに教えてもらいました。

  • クレジットカードでポイントを溜める

    「クレジットカードで買い物をするとポイントが貯まります。中には、一般的なクレジットカードよりもポイント還元率が高いものもあります。複数のカードを持っている場合は、枚数を絞るとより効果的にポイントが貯められます」。

  • ネットバンキングを上手に活用しよう

    「自宅にいながら振込みなどができるだけなく、家計簿アプリとネットバンキングの銀行の口座を連携すると家計簿の機能だけでなく、残高も確認できます。ATM手数料がかからないものがあるのもうれしいですね」。

  • 家計簿アプリでお金を管理する

    「なかなか続かないといわれる家計簿ですが、最近は携帯アプリが便利です。このアプリがどんどん進化していて、家計管理から積み立て、投資までできちゃいます。まずは、ここからお金の流れを把握するのもオススメです」。

卒花さんアンケート

みんなのやりくりのコツは?

  1. 飲物はスーパーで単価の安い物を大量に買っておいて、出掛けるときには、それを持って行きます。(伊勢崎市・M さん)
  2. ボーナスは手をつけずに、全額会社の財形貯蓄に充てています。金利も一般的な銀行よりも高いので。(伊勢崎市・T さん)
  3. 毎月一定金額を先取り貯金。後は、ふたりで話合って必要なもの以外は買わないようにしています。(神奈川県・E さん)
  4. 野菜などの食材は実家から援助してもらってます。親からの『これ持って行く?』がありがたいです。(渋川市・K さん)